ETFならではのメリットは?

ETFならではのメリットは?

ETFには国内の証券取引所に上場されているもののほかに海外に上場されているものもありますが、海外に上場されているETFの場合、日本の証券会社の口座を通じて直接、これらに投資する(購入する)という方法もあります。

 

海外市講のETFを買う場合、売買コストが高いことに注意

 

海外市場に上場されているETFを売買するのであれば、最初から外貨建てになるため、為替レートの影響で純資産価格と取引価格とのあいだに乖離が生じるようなことはありません。海外ETFは外貨建ての取引になりますから、実際に投資する場合には、一旦、円を外貨に替えたうえで外貨MMFを購入し、そこから海外ETFを購入するという流れになります。そのため、国内ETFにはない為替手数料を支払う必要が生じてきます。

 

また、取引手数料も国内のETFを売買するのに比べると高めになっているため、売買に要するコストを比べたら、国内ETFに比べ、海外ETFのほうが割高になってしまうことに注意が必要です。ただ、最近は為替手数料が安くなっており、外貨MMFであれば、1ドルにつき片道25銭程度で米ドルに両替することができます。つまり、円を米ドルに替えるのに

 

25銭、購入した海外ETFを売却して円に替えるのに25銭ということで、合計50銭程度で済むようになりました。大手の銀行で外貨預金に預けるのに比べれば、はるかに為替手数料は割安です。また、海外ETFを売買するうえで、外貨MMFの口座を開設することには、大きな意味があります。海外ETFが順調に値上がりして上手く利益確定ができたとしましょう。しかし、その時点で大幅に円高が進んでいたら、円に戻したときに為替差損を被ってしまい、せっかくの利益が台無しになってしまう恐れがあります。

 

しかし、外貨MMF口座があれば、海外ETFを売却したときに、外貨のまま外貨MMFの購入に回すことができます。そしてその後、為替レート有利な水準に戻ってきたら、その時点で円に戻すのです。つまり、一時的な避難先として、外貨MMFを用いることにより、為替レートの影響を調節することができるのです。

リアルタイムで取引できる時間は午前0時から午前6時まで

海外MMFを売買する際には、取引できる時間帯についても注意が必要です。というのも、海外市場で取引が行なわれている時間帯に合わせて売買することになるため、たとえば米国市場に上場されている海外ETFを売買する時間は、日本時間の深夜になります。

 

海外ETFの取扱本数でトップの楽天証券を例にとると、日米ともに前日、当日が営業日の場合、つまり火曜日、水曜日、木曜日、金曜日の場合は、午前0時から午前6時まで、リアルタイム取引が可能になります。そして、午前6時から午後3時までは取引ができず、午後3時から午前0時までは、当日注文は出せても、約定は日本時間の翌営業日になります。また、月曜日のように、前日、日米両方またはいずれかが休場で、当日が日米ともに営業日となる月曜日は、午前0時から午後3時までは取引できず、午後3時から翌営業日である午前0時まで、当日注文・日本時間の翌営業日約定になります。

 

つまリウイークディの場合は、基本的に午前0時から午前6時までの6時間が、リアルタイム取引ができる時間帯であり、自由に売買することができるということで、国内のETFを売買するのに比べると、かなり趣が異なることに注意が必要です。なお、夏時間の場合は、日本時間の午前O時から午前5時までに短縮される点にも注意して下さい。

 

海外ETFは、国内ETFに比べて、種類も豊富です。業種別、あるいはテーマ別のETFも上場されているので、幅広い運用が可能になります。たとえば、楽天証券の場合であれば、NYダウやS&P500といった米国を代表するインデックスはもちろん、BRICSなど新興諸国の株式市場と連動する海外ETFも豊富です。さらに、従来はなかなか投資することがむずかしかった、コモディティ指数や中国大陸市場A株への投資もできるようになっています。

 

為替手数料、売買する際の手数料、取引時間の制約などに注意しつつ、海外ETFをうまく活用したいところです。

欧米市場の反発の流れを受けて、東京市場も買い先行のスタートとなろう。ただし、NYダウは3日間で360ドル下げた後の45ドル高と反発力は鈍い。米国では新規失業保険申請件数とNY連銀製造業景況指数が予想を上回ったことが好感された。しかし、ラガルドIMF専務理事が世界経済の見通しは「非常に暗い」との見解を示したことで上値が限られたようである。